災害支援案内

アレルギーっ子の防災対策

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非常用備蓄食品について

  • 各家庭において、アレルギー対応の食料は、3日分以上、好ましくは1週間分を
  • 非常持ち出し袋・処方薬・保存食を常備しておく。エピペンも忘れずに。
  • アレルギー食として干し芋を冷凍しておくと、災害時保冷剤としても使える。
  • 1年に1度はカードを見直しましょう。
    (年齢・症状・除去食品などは変わります。古い情報のままではいざという時に役にたたないことがあります)
  • 普段から、親戚にアレルギー食をストックしてもらい、災害時には送ってもらう。

水・調理器具等を準備する場合の注意について

  • ライフラインがストップした状態での生活に備える。
  • 水は、一人一日3L×3日分×家族分を備蓄する。
  • 電気・ガス調理器具の代替として、カセットコンロ(ガスボンベ)やキャンプ用のコンロなどの調理器具を備蓄しておく。

お住まいの地域の自治会、隣組、近隣者とのお付き合い

  • 被災時に最初に助け合うのは、近隣者である。日頃よりアレルギー児がいることを民生委員、町内会長さんなどに知らせておく。
  • 地域によっては「自主防災組織」が活発であるところもある。要援護者として、高齢者・障がい者と共にアレルギー児もその対策に加えて貰うのも、一つの方法である。

家族・患者会・近隣の患者会との連絡手段の確保

  • 自分の所属するアレルギーの会(患者会)内の緊急連絡網を作り、相互援助ができる体制を整えておく。
    →FaSoLabo 京都では、緊急時安否確認システムを整備しました。

お住まいの市町村の防災課などへの要請

  • お住まいの市町村の防災窓口や福祉関係窓口などに出向き、アレルギー用の非常用備蓄食品の備蓄や、アレルギー用支援物資の受け入れ窓口・保管場所についてのお願いをする。

社会福祉協議会や、災害ボランティアとのつながりを作る

  • 災害時、行政の動きには限界があるので、行政と共に援助活動が期待できるボランティア団体に、アレルギーのことを理解しておいていただくことは重要なポイントである。各市町村にある、社会福祉協議会や災害ボランティア団体へ、アレルギーの理解を求めておくことが大切。

**特に、物資の中継や『緊急時個人カード』について FaSoLabo 京都でも認定NPO法人アレルギー支援ネットワーク
作成の緊急時おねがいカードを無料配布しています。

いざというときのために!
「緊急時(災害時)おねがい」カード利用しませんか!

  • このカードは、いざという時に自分の命を守る大切なカードです。
    常時携帯して利用しましょう。(非常持ち出し袋の中にも入れておきましょう)
  • 緊急時に、このカードを見せることを、本人に伝えておきましょう。
    また、周り(園や学校、その他)にもそのことを伝えておきましょう。
  • 連絡先や薬などが変わったときは、忘れないように書き換えましょう。
  • 1年に1度はカードを見直しましょう。(年齢・症状・除去食品などは変わります。古い情報のままではいざという時に役にたたないことがあります)
  • 親である私たち自身に何があった場合でも、このカードによって子どもたちが必要な支援が受けられるように工夫しましょう。

<項目の書き方など>

  1. 記入は油性ペンなど、消えないものをご利用下さい
  2. 現在ある病名や症状、アレルゲンなどで該当するものに○を、又は必要事項を記入してください。
  3. 「メモ」 血液検査の数値なども参考になりますので、記入しましょう
    保育園名や学校のクラスなども参考になります。

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※このカードと使用説明は、認定NPO法人
アレルギー支援ネットワーク作成です。

「アレルギー対応アルファ化米」を備蓄しませんか!

  • 本人に、避難所では一般の支援物資は食べられないものもあることを伝えておきましょう。
    また、周り(園や学校、その他)にもそのことを伝えておきましょう。
  • このアルファ化米は、アレルギー特定原材料25品目不使用です。
  • きのこ・わかめ・ひじき の3種類があります。水又はお湯を注ぐだけでごはんになります。
  • 1年に1度は消費期限を確認しましょう。
    期限が近付いたら、家族で試食などをしてみましょう。

アレルギー対応アルファ化米